当サイトは、無料 SSL/TLS 証明書発行サービス Let's Encrypt の非公式解説サイトです。
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Let's Encrypt 正式サービス開始と新スポンサー

本日、Let's Encrypt はベータプログラムから正式サービスへと移行しました。

Let's Encrypt 創立時のスポンサーであるシスコアカマイは、プラチナスポンサーを3年間の契約で更新しました。そして、ジェムアルトがゴールドスポンサーに加わり、HP EnterpriseFastlyDudaReliableSite.net が新しいシルバースポンサーとなりました。私たちは、このことを大変うれしく思います。

2015年9月に開始された Let's Encrypt ベータプログラムでは、380万以上のウェブサイトに対して、170万枚以上の SSL/TLS サーバ証明書を発行しました。この過程で、巨大システムの運営の経験と十分な信頼を得ることができたので、「ベータ」のラベルを外すことにしました。

訳注:

2015年9月に Let's Encrypt の限定ベータプログラム(Limited Beta Program)が開始され、2015年12月3日に公開ベータプログラム(Public Beta Program)へ移行しました。

サーバ証明書発行対象のウェブサイトの数が、サーバ証明書発行枚数を上回っているのは、サブジェクトの代替名 (SAN:Subject Alternative Name) という仕組みを使うことで、1枚の SSL/TLS サーバ証明書を、複数の異なるドメイン名で使用することが可能な為です。

私たちは、ウェブを 100% 暗号化することを目指しています。Let's Encrypt の出だしが好調であり、業界全体から十分なサポートを受けられていることを、幸甚に存じます。

「当初からアカマイは、インターネット全体で SSL/TLS を使えるようにするという Let's Encrypt のビジョンを、熱心に支援してきました。Let's Encrypt 正式サービス開始は、Let's Encrypt にそのビジョンを遂行するだけの能力があり、インターネットのエコシステムに大きな影響を与えることの証明です。」
(Stephen Ludin, Chief Architect at Akamai)

「シスコは、私たちの顧客やパートナーだけでなく、すべての人たちのために、インターネットのセキュリティを向上させる取り組みを行っています。Let's Encrypt は、その目標に向かって見事な働きをしてきました。私たちは、リアルタイム・オンデマンドで証明書を発行してインターネットをよりセキュアにする Let's Encrypt のコミュニティを支援しています。」
(David Ward, CTO of Engineering and Chief Architect at Cisco)

「業界をリードする弊社のハードウェア・セキュリティ・モジュールを、Let's Encrypt の認証局のシステム保護に活用できたことを、ゴールドスポンサーとしてとても誇りに思っています。常時暗号化は、プライバシーとセキュリティのために重要です。Gemalto は、Let's Encrypt と一緒に働くことで、何十億人もの人々が毎日利用するインターネットサービスの安全性を高めることを手助けしています。」
(Todd Moore, Vice President of Encryption Product Management at Gemalto)

Let's Encrypt は、業界とコミュニティのサポートに頼っています。Let's Encrypt への 参加 (英文) をご検討ください。また、あなたの会社や組織が Let's Encrypt のスポンサーとなることを希望している場合には sponsor@letsencrypt.org までご連絡ください。

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