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2018年1月にワイルドカード証明書の発行を開始

追記(2018年03月15日 更新)

2018年01月04日に「ACME v2 プロトコル」と「ワイルドカード証明書」に対応した「API エンドポイント」の公開テスト版がリリースされました。

2018年02月27日には「ACME v2 プロトコル」と「ワイルドカード証明書」が完全に利用可能になります。

2018年02月20日に、ワイルドカード証明書発行開始の延期が発表されました。詳しい情報については、ACMEv2 and Wildcard Launch Delay (英文) をご覧ください。

2018年03月13日に、「ACME v2 プロトコル」と「ワイルドカード証明書」が利用可能になりました。詳しくは ワイルドカード証明書と ACME v2 へ対応 および ACME v2 とワイルドカード証明書の技術情報をご覧ください。

Let's Encrypt は、2018年1月にワイルドカード証明書の発行を開始します。

ワイルドカード証明書は、多くの人が要望していた種類の証明書であり、一部の構成において、ワイルドカード証明書を用いることで HTTPS の実装がより簡単になります。ワイルドカード証明書の提供により、Web における HTTPS 普及率の上昇速度が早まることを願っています。

現在、Let's Encrypt の完全に自動化された DV証明書発行・管理API を使用しているドメイン名は4,700万ドメインに達しています。Let's Encrypt は Web の安全に大きく貢献しており、Let's Encrypt のサービスが開始された2015年12月の時点と現在を比べると、Webページの読み込み時に暗号化(HTTPS)が使用されている割合は 40% から 58% に増加しています。もし、Let's Encrypt のワイルドカード証明書への対応と、Web における 暗号化(HTTPS)の使用率を 100% にするという使命に期待しているようでしたら、Summer Fundraising Campaign (Link to Let's Encrypt Official Site) にご協力いただけると幸いです。

ワイルドカード証明書は、ベースドメイン名のすべてのサブドメイン名(例: *.example.com)に対応しています。これにより、特定のドメイン名とそのすべてのサブドメイン名に対して1枚の SSL/TLS サーバ証明書とキーペアを用いることが可能になり、HTTPS への対応が容易になります。

Let's Encrypt のワイルドカード証明書は、今後実装予定の ACME v2 API Endpoint から無料で取得可能になる予定です。

当初は、ワイルドカード証明書取得時のベースドメイン名使用権者の認証方法は DNS 認証のみになりますが、将来的には他の認証方法に対応する可能性があります。

ワイルドカード証明書のサポートに関する質問は Community Forums で行うことができます。

Let's Encrypt は、コミュニティによる寛大な支援によって成り立っている非営利のサービスであることから、夏の募金キャンペーン中にこの発表を行いました。もし、より安全でプライバシーが尊重される Web への支援にご賛同いただけるのでしたら、Donate (Link to Let's Encrypt Official Site) をお願いします。支援してくださった CommunitySponsors に感謝します。もし、あなたの会社や組織が Let's Encrypt のスポンサーになることを希望している場合には sponsor@letsencrypt.org までご連絡ください。

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